しょうがを食べて、燃焼系ボディを目指す!

早いもので2010年ももうすぐ終わり。
冷え込みが厳しくなってきたこの季節こそ、カラダを芯から温めて燃焼系ボディを目指しましょう!冷えは美容とダイエットの天敵なのです!
そこで今回は、カラダを温める作用のある食べ物の代表格である「しょうが」に注目。
しょうがは「薬」?
普段、私たちが食べているしょうがは根っこの部分。
日本では昔から食べられていますが、世界各地でも料理の食材や香辛料として、そして民間薬として古来より使われてきました。
中国では「あらゆる病気を防ぐ」と言われていて、咳止め、健胃、冷え性改善、血行促進、解熱、吐き気止めなどなど、様々な薬効があると考えられています。
実際、漢方薬のなんと約7割にしょうがが使われているそうです。また最近の研究では、体内の活性酸素※を除去する、エネルギー代謝をアップさせる、免疫力を高める、花粉症を抑える、といった新しい効能も次々と明らかになっています。
※活性酸素・・・細胞を傷つけて老化や生活習慣病などの病気を引き起こす一因と言われている。
しょうがの辛味成分が燃焼系ボディに有効!?
しょうがには、たくさんの辛味成分が含まれていて、主なものは、「ジンゲロール」、「ショウガオール」、「ジンゲロン」などです。
この中で体を温める作用が強いのがショウガオール。胃腸の血行をよくする働きがあり、体の中心部を温めます。
ジンゲロールは、生のしょうがに多く含まれ殺菌作用を持ってます。刺身の薬味にしょうがを添えたり、お寿司と一緒にガリがついてくるのは、味や風味のためだけでなくこの殺菌作用を持っているがためとも言えます。
そして、最も注目すべき辛味成分は、ジンゲロン。
ダイエットをサポートする働きがあり、その大きな役割を果たしています。
ジンゲロンは、しょうがを加熱したときにジンゲロールが分解されてできる成分で、脂肪分解を促す酵素「リパーゼ」を活性化させる作用があります。
このリパーゼの働きによって、脂肪は遊離脂肪酸とグリセリンに分解されますが、分解された後、これらは筋肉で燃焼させる必要があります。
なぜなら、燃焼させないと元の脂肪に再合成されてしまうからです。
しっかり燃焼させるためには、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が最適です。
というワケで、運動するならしょうがを食べてからにするのが効率的と言えるかも。
このように、しょうがには冷え性の改善、脂肪の分解など、うれしい効能がたくさん!
普段の料理ではそれほど量を摂れませんが、すりおろせば使い勝手は俄然アップします。
おろしたものは、この時期によく登場するお鍋に入れてもいいし、味噌汁など汁物や、炒め物にプラスするだけで、カラダは即ポカポカ!
そして忘れてはいけないのが有酸素運動。
しょうがパワーで、来年こそは目標体重を達成できるかも?!
今回のまとめ
お手軽に始めるなら、チューブのおろししょうがでもOK!でも風味もやっぱり大事、という人は生のしょうがを買ってきてすりおろしてくださいね♪生のしょうがは、スーパーで¥100前後で売られているので、続けやすいのもしょうがのいいところです。