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気付いたときには重症化している動脈硬化の恐怖

カテゴリー:雑学/健康・ダイエット

気付いたときには重症化している動脈硬化の恐怖

DHA・EPAは、イワシ、アジ、サバ、カツオ、マグロなど青魚に、フコキサンチンはわかめやひじき、昆布などの海藻に多く含まれています。

日本人の3大死因は「がん」「心臓病」「脳卒中」で、そのうち「心臓病」と「脳卒中」は動脈硬化が要因です。
この恐ろしい動脈硬化を未然に防いでくれるという成分に注目が集まっています。

動脈硬化の原因と危険性

全身に新鮮な酸素や栄養たっぷりの血液を送る動脈は、健康な体にとっては最も重要な組織といえます。動脈はもともと弾力があり、血液がスムーズに流れるよう内壁が滑らかになっています。しかし、老化とともに動脈の弾力性がなくなり、老廃物が溜まってきて血管が細くなると、血液の流れが悪くなってしまうのです。それが動脈硬化という病気です。

様々な症状を引き起こす動脈硬化ですが、一番怖いのは初期症状がほとんどないことです。気づかないうちに進行してしまい、自覚症状が出てきたときにはすでに重症化していることが多く、そのため「沈黙の殺人者」と呼ばれる大変恐ろしい病気なのです。

しかも、実は動脈硬化は小児期からすでに始まっているといわれています。もちろんこの段階では症状はまったくありませんが、少しずつ内壁への脂肪や血栓などの沈着が進んで血管が盛り上がり、血液の流れが悪くなっていきます。そして、脂質異常症(高脂血症)の人だと40代でも、一般には50歳を過ぎて発症します。

悪玉コレステロールと中性脂肪

そんな動脈硬化の進行に拍車をかけるのが、血液をドロドロにしてしまう悪玉コレステロールと、中性脂肪です。
本来は両方とも人間の体に必要なものですが、多すぎると血液中に溜まって脂質異常の要因となり、血管の壁に溜まって動脈硬化を進行させます。

そこで注目したいのが、オメガ3系の不飽和脂肪酸であるDHAと、EPA。
それと、カロテノイドの一種であるフコキサンチンです。

DHA・EPAは、イワシ、アジ、サバ、カツオ、マグロなど青魚に、フコキサンチンはわかめやひじき、昆布などの海藻に多く含まれています。

オメガ3系脂肪酸は人のカラダに必要不可欠な栄養成分で、生活習慣病予防のため厚生労働省により日本人が摂取を増やすべき栄養素としてあげられています。(※厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準」2010年度版)

「脂肪」と聞くと、積極的に摂ってもいいの?と思うかもしれませんが、魚は豚や牛などの脂質とは全く性質が異なり、牛や豚の脂質は「飽和脂肪酸」、魚の脂質は前述の「不飽和脂肪酸」と分けることができます。

DHA・EPAは、イワシ、アジ、サバ、カツオ、マグロなど青魚に多く含まれます。

■飽和脂肪酸

食品では動物性の油、バターなどの乳製品に多く含まれています。
飽和脂肪酸は常温では固体で存在することから、体内でも固まりやすく、中性脂肪やコレステロール値を上昇させてしまう作用があります。この結果、摂取過多になると動脈硬化や脳卒中などの生活習慣病を引き起こす原因となります。

■不飽和脂肪酸

魚の脂に多く含まれているDHAやEPAは、この不飽和脂肪酸に分類されます。
不飽和脂肪酸は、動物性の脂とは逆に血中コレステロール値を下げる働きがあり、常温では固まりにくく液状を保つ成分ですので、血液をサラサラにし動脈硬化を予防することや、中性脂肪を減少させる効果があります。
オリーブオイルやキャノーラ油、ナッツなどに含まれる脂質もこの不飽和脂肪酸の一種です。

DHAとEPAの効果

① 吸収された中性脂肪やコレステロール値の上昇を抑制する
② 血液中に溜まってしまった中性脂肪やコレステロール値を下げる
③ 血管をしなやかにして血流を改善する
④ 血小板の凝集を抑える
⑤ 赤血球を軟らかくして血管を通りやすくする

①②の効果で血液がドロドロになるのを防ぎサラサラにしてくれます。
さらに③④⑤のおかげで血圧降下や血栓症の予防に役立ちます。

また、コレステロールを下げる効果についてDHAのほうが高く、中性脂肪を減少させる効果については、EPAのほうが高いなど、それぞれ得意分野があります。

海藻のフコキサンチンは脂肪燃焼を促進

フコキサンチンはエネルギー消費速度を刺激して脂肪燃焼を促し、減少させる作用があります。また体内でのDHAの生産(肝臓)を増強・促進する作用もあり、動脈硬化の改善に役立ちます。
異常の働きでDHA、EPA、フコキサンチンは健康な血管および血液のめぐりを総合的にサポートしてくれるのです。

Category : 雑学/健康・ダイエット

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