ダイエット中のお酒はダメ!
これは、医師やボディーコントロールの専門家をはじめ、ダイエッターの中でもほぼ常識。
でも、お酒が好き人にとっては、完全に絶つことはなかなか至難の業。
ムリにやめればストレスにもなってしまうし・・・。よって、完全にやめる必要はありません!
ストレスを溜めるよりは、どう飲むかポイントを押さえて、ダイエット中だって楽しく飲んでしまいましょう。
なぜお酒がダイエットに良くないのでしょうか?
それは、糖質(炭水化物)を多く含むためと一般的に言われています。最近では、体型や血糖値を気にする人をターゲットとしている「糖質0」の発泡酒もよく見かけますよね。
実際のところ、お酒のカロリーを構成するものは糖質以外にもアルコールとタンパク質があります。
これらの内でアルコールによるカロリーは、「エンプティーカロリー」と呼ばれ、体に蓄積されないとされています(正確には量などによりまったく蓄積されないワケではないので注意!)。
お酒の実質的なカロリーは炭水化物とタンパク質(共に4kcal/1g)となります。
例えば日本酒なら、100gでタンパク質と炭水化物を合計4~5.5g程度含んでいますので、日本酒を飲んだ場合の摂取カロリーは100gで16~22kcalということになります。
同じく100g換算なら、ビールは14~22kcal、ワインは8~16kcal、ウイスキーや焼酎など蒸留酒は0kcalということになります。
蒸留酒にカロリーがないのは、ビールなど醸造酒との製造方法の違いによりタンパク質も糖質を含んでいないからです。
ダイエット中のお酒は蒸留酒がオススメ!ということになります。
ちなみにカクテルやチューハイはジュースとほぼ同じと考えてください。
甘くて飲みやすいですが、非常に糖質が高いです。
それから、お酒のおつまみにはタンパク質を意識的に摂りましょう。
糖質やアルコールを分解しやすくなります。豆腐や枝豆など豆類が特にオススメです。
もっと言えば、お酒を飲む際はお水を一緒に飲むと◎!
お酒を飲むと、アルコール分を代謝・排出するのに大量の水分が必要になります。もし、そのための水分が足りないと二日酔いや、飲酒の翌日のむくみの原因になったりします。
醸造酒(ビール、日本酒、ワインなど)よりは、蒸留酒(焼酎、ウィスキー、ウォッカ、ラムなど)、おつまみは豆類と野菜!これで楽しく飲めること間違いなし!
お酒は適量にしましょうね!
今回のまとめ
「秋の夜長」とはいっても、夜遅くまで、揚げ物など脂分の多いつまみをとりながら過ごすのはやはりダイエットには×。締めのラーメンやデザートも控えましょう。