有酸素運動の代表的な運動であるジョギング。
さわやかなこの時期は、まさにジョギングのトップシーズンです。
ジョギングは体脂肪を効果的に燃焼させるので、ダイエットにはぴったりです。
しかし、それは分かっていても「キツイ」「続かない」といったイメージがどうしても先行してしまいます。
確かに、普段運動していないのに、いきなりハイスピードで走り続けることは無理です。
身体がついて来ないですし、それではただキツイだけ。
ダイエットの豆知識
ジョギングは決して速いスピードで走り続ける必要はありません。
おしゃべりが出来る程度のゆっくりとしたスピードでOKです。歩くのとあまり変わらないぐらいの速度でも構いません。スローペースでも走り続けることで効果があります。
初心者ですから、のんびり楽しんで走っていきましょう。
大切なのは「走ることを好きになること」です。好きになれば、自然と続けられます。
続けていれば体力がアップし、走るスピードも速くなっていきます。
走る時間、距離も少しずつ長くなっていき、更には走ること自体に快感になってくると言われています。
体脂肪を燃焼させるには?
では、肝心な脂肪燃焼効果についてです。
走ることによって一体どのぐらい脂肪を燃焼できるのでしょうか?
ジョギングでは1km走るのに体重1kgあたり1kcal消費するといわれます。例えば体重50kgの人なら、ジョギング1kmで50kcalを消費することになります。
このエネルギーを体内の脂肪から捻出すると仮定します。
脂肪は1gで7kcalのエネルギーに相当するため、脂肪1kgを減らすためには7000kcalの運動が必要になります。
この7000kcalをジョギングに置き換えると、体重50kgの人なら7000kcal÷50kca(1kmあたりの消費カロリー)=140kmの距離を走るとことで、脂肪をやっと1kg減らせる計算になります。太るのは簡単だけど、脂肪を落とすのは大変です…。
ここでは単純計算をしましたが、その他の要因(摂取した糖質や脂質など)もこれに加わるため計算は一例です。
運動をして筋肉に刺激を加えていると、代謝が落ちないどころか増えますから、ダイエットとしては理想的な方法です。
これから走り始めるビギナーの方は、以下のことに気をつけて走ってみましょう。
● なるべく頻度を上げる
1回30分、できれば週2,3日は走りましょう。
走るペースはゆっくりでOK!慣れてきたら週5日を目標に。
なによりも継続することが大切です。
●走る場所を変えてみる
いつもアスファルトの道路よりも、公園の芝生や土手の走路を走ったりしてみましょう。景色が変われば気持ちがいいもの。新緑の中を走れば気分爽快で心身ともにリフレッシュ!
●靴はジョギング用のものを
商品の取り揃えが豊富なスポーツショップや靴屋さんに行きましょう。最初はお店の人にアドバイスしてもらうのがよいでしょう。その時に「軽いジョギング用、走るのは主に道路」などと目的を伝えてください。同じメーカーでもモデルによってサイズ(長さ、幅)が違います。数種類試着してみましょう。
今回のまとめ
定期的に運動している人のほうが、心理的ストレスから身体を守るためのリカバリーがうまく働くという実験結果もあります。また高血圧症、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
ジョギングだけでなく、運動全般は決して無理のない範囲で行ってくださいね!