寒い季節のダイエットには、豚汁がぴったり!

暑かった日々も嘘のように、11月中旬も過ぎればすっかり冷え込んでくるもの。
この時期になると体の温まるスープが恋しくなりませんか?
具だくさんの温かい汁物は、美容・健康・ダイエットにぴったりです。
日本の冬の定番ならば、何といっても豚汁です。
豚汁(とんじる、ぶたじる)とは豚肉と野菜を煮込んで味噌で調味した、言わずと知れた日本の家庭料理。
日本各地で広く食べられているものですが、家庭や地域によって具材が少しずつ異なります。
諸説ありますが、豚肉を具材として使用する特徴から、肉食が庶民に広まった明治時代以降に発達した料理とみられています。
「ぶたじる」と読む地域もありますが、「とんじる」と読む人が大多数です。
豚汁に絶対に欠かせないのは、もちろん豚肉です。
体内での吸収効率にも優れた良質のタンパク質で、必須アミノ酸をバランス良く豊富に含んでいます。
神経炎や脚気の予防効果や疲労回復、糖質の代謝の働きをするビタミンB1は、1日につき100gの豚肉を摂取していれば十分であると考えられています。
牛肉や鶏肉と比較すると、その含有量は6倍~10倍にも上るほどです。しかも豚肉のビタミンB1は加熱で壊れにくく、スープの食材としても最適な食材と言えます。
豚汁には入れる野菜は、ごぼう・人参・大根・ねぎなどが定番ですが、これだけでも食物繊維は豊富。
なのですが、ダイエットを意識するのならきのこをたっぷり入れることを提案します!
きのこを使った豚汁なら、1日の目安量の肉とともに食物繊維まで豚汁1品でしっかり摂ることができます。
栄養面だけでなく、きのこからおいしい出汁が出ますので、わざわざ出汁をとる必要もありません!
【ダイエット中にぴったり!きのこたっぷり生姜豚汁の作り方(2~3人分)】
生姜を入れれば体がポカポカ♪冬のダイエットスープの定番にしてみては?
◆材料
・豚薄切り肉…150g
・にんじん…1/2本
・大根…5cm
・ねぎ…10cm
・ごぼう…20cm
・しめじ…1パック
・椎茸…3個
・生姜…すりおろし小さじ1~2(お好みの量で)
・ごま油…小さじ2
・水…2カップ
・みそ…大さじ2
◆つくり方
1 豚肉は一口大、にんじん・大根は薄いいちょう切り、ねぎは輪切り、ごぼうはささがきにします。しめじは手でほぐし、椎茸は薄切りに。
2 深い鍋を十分に熱し、中火にしてごま油を引き豚肉を入れます。肉に焼き目がつくまで触らず、動かさないようにします。
3 肉に焼き目がつき、全体に火が通ったら1のねぎ以外の野菜と生姜を入れ炒め合わせます。油が全体にまわり、すこししんなりしたら水とみそ半量(大さじ1)を入れ煮立たせあくを取り、蓋をして弱火に。
4 10分ほど煮たらねぎを入れて混ぜ、火を止め残りのみそ(大さじ1)を溶き入れて出来上がり!
今回のまとめ
豚肉にたくさんの野菜で栄養満点!今回のレシピでは生姜も入るので体も温まり、代謝もアップです。
体だけではなく何だか心まで温まってしまう豚汁は、冬のダイエットにぴったりです。