今、女性の間でグリーンジュース(http://microdiet.net/diet/000318.html)に次ぐ勢いで人気上昇中なのが『酵素ドリンク』。
先週のマイクロダイエットネット『その「酵素ドリンク」に生きた酵素入っていますか?(http://microdiet.net/diet/000331.html)』の記事にも、たくさんの反響をいただきました。
そんな、今注目度が高まっている酵素ですが、どんなものなのか漠然としか分からない人がほとんどなのではないでしょうか。
酵素はもともと体内にも存在するもので、口から入った食物を消化・吸収・代謝する働きがあります。
一般的に酵素と言うと、食べ物を消化・吸収する「消化酵素」を思い浮かべますが、体内の酵素は2種類あり、消化酵素のほか体を維持することに必要な「代謝酵素」があります。
消化酵素は食べ物を分解して、体が栄養を吸収できる形に変える働きがあります。
一方、代謝酵素は呼吸や運動をしたり、細胞分裂、ケガを治したりするなど、体の新陳代謝を担っています。どちらの酵素も体にとっては必要不可欠なものです。
体内にもともと存在する2つの酵素を「潜在酵素」と言いますが、この他に酵素の種類には、食物に含まれる「食物酵素」が存在します。文字通り食物に含まれる酵素のことで、生の野菜や果物、刺身などの新鮮な食物や、納豆、味噌、ナチュラルチーズなどの発酵食品に豊富に含まれています。
消化酵素は食べ物を分解して、体が栄養を吸収できる形に変える働きがあります。一方、代謝酵素は呼吸や運動をしたり、細胞分裂、ケガを治したりするなど、体の新陳代謝を担っています。どちらの酵素も体にとっては必要不可欠なものです。
こうしたものを口にすることで食物酵素を体内に取り入れることができます。
ただ、加熱すると酵素の力が失活してしまうので、生か50度以下の調理で食べる必要があります。
酵素は体内で使われるとその働きは失われます。食べ過ぎ・飲みすぎや、乱れた食生活を送っているとその分の消化と代謝のためにたくさんの酵素が使われることになりますので、潜在酵素は不足する事態に陥ってしまいます。
しかし、食べ物から食物酵素を補給していれば、潜在酵素の消耗を緩和でき、体の負担を減らすことができます。体の負担が減ることで体調不良の改善や、腸が活性化し便秘の改善、アンチエイジングにもつながります。
潜在酵素の生産能力は加齢により減少し、しかも一生の間に生成できる酵素の量には限りがあることからも、食べ物から酵素を補給する必要があります。
「酵素ドリンク」や「酵素サプリメント」など食物酵素が濃縮されたものなら、効率的に摂取することができますが、こうした酵素商品を購入するなら、正しい知識を身に付け、本当に体に有益な物を見極めたいものですね。
今回のまとめ
日常の食事で発酵食品や生野菜、果物を摂っていれば食物酵素が不足することはありません。
食生活が乱れがちな人や体の調子を整えたい人なら、ドリンクやサプリで酵素パワーを比較的実感しやすいと思います。