食べてやせるなら豆!

豆類は低カロリーで食物繊維も豊富なダイエット向きの食材。
海外セレブをはじめとし、美に感度の高い人ほど普段の食事に豆を取り入れています。
「食べないダイエット」ではなく、「食べてやせる」ために、豆は是非取り入れていただきたい食品です。
余計な脂肪を体つけないためには、食べた物のカロリーをエネルギーとして代謝させ、体脂肪を身体に溜めこませないようにすることが大切です。
豆は様々な種類がありますが、共通しているのはまず良質のタンパク質が多く含まれることや、糖質を代謝するのに必要な栄養素であるビタミンB1 が多く含まれることが挙げられます。
糖質の多いお米やパンなどの主食は、単品で食べるよりも豆も一緒に食べたほうが、太りにくい効果が得られます。
糖を体内に溜め込まず、中性脂肪を抑える効果があるのです。
ほかにも、脂質の代謝を促進するビタミンB2やパントテン酸、ミネラル類など、代謝に必要な栄養成分が豊富に含まれています。
パントテン酸は抗ストレス作用、余分な悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールの生成を促進する作用などもあります。
こうした作用によって、食事に豆を取り入れると、食事で摂ったエネルギーが効率良く消費されやすくなります。
食物繊維も豊富に含まれますので、血糖値の急上昇を抑え脂肪の合成を妨げたり、ダイエット時にありがちな便秘の予防や解消にも役立ちます。
◆豆をおいしく食べてダイエット!
これほど様々なダイエット効果が期待できる豆、これは取り入れないわけにはいきません!
ここで言う「豆類」とは、大豆やあずき、いんげん豆、黒豆、ひよこ豆、レンズ豆など乾物コーナーで売っているような豆のことを指します。ピーナツやアーモンドなどのナッツ類、コーヒー豆は除外してくださいね。
※ナッツ類は間食ならOKです(参考:http://microdiet.net/beauty/000304.html)
1食に1品、豆料理を食べましょう。
缶詰やパックに入った水煮の豆などを利用すると、手軽に食べられます。
主菜にしても副菜にしても、どんな食べ方でも構いません。豆カレーやスープに入れたり、そのままサラダに使うのも良いですし、和風の煮豆や洋風にトマト煮込みも良いです。
豆とレモン汁やオリーブオイル、塩をフードプロセッサーにかけてディップにすればちょっとしたおつまみにもなります。
ポテトサラダのじゃがいもの替わりにこのディップを使ってもおいしくヘルシーに食べられます。
間食に甘いものが食べたくなったら、あんこを使ったものを選びましょう。
あんこは砂糖がたくさん使われていますが、小豆にはビタミンB1や食物繊維が豊富。
洋菓子よりは太りにくいです。とはいえ、量は100kcal程度にしておきましょう。
今回のまとめ
豆を普段から食べなれていない人が急にたくさんの量を食べると、お腹が張ってしまう場合があります。不溶性食物繊維が豊富なためです。少しずつ量を増やしていくようにしましょう。