最近よく聞かれるようになった「アサイー」 という名のフルーツ。
5~6年ほど前から、アサイーのジュースが市販されているのを見かけるようになった気がしますが、一気に知名度が上がったのは、やはり「ハワイの朝食」ブームによるもの。
ハワイの朝食と言ったら、パンケーキ、エッグベネディクトなどが代表的。
それに加えここ最近は、アサイーを使った「アサイーボウル」の人気が高まってきています。
アサイーはブラジル・アマゾンが原産で、見た目はブルーベリーを少し大きくしたようなものですが、植物学的にはベリー系ではなくヤシ科の一種に分類されています。
ブラジルでは昔から食べられていたアサイーが、アメリカ本土やハワイへ広まり、そして日本でもアスリートやモデル、芸能人など、健康や美容のアンテナ感度の高い人たちが取り入れるようになって、現在では一般の人にまでに認知されるようになりました。
非常に高い栄養価
アサイーは「ミラクルフルーツ」と呼ばれるほど、栄養価の高いフルーツ。
美容とダイエットに欠かせないビタミンB群・ビタミンC・ビタミンE・食物繊維やレバーの3倍の鉄・カルシウム・亜鉛・銅などミネラルも多く含まれています。
そして、強い抗酸化作用を持つポリフェノールにおいては、その含有量が多いとされるブルーベリーの約18倍も含んでいると言われています。
アサイーボウルとは、凍ったままのアサイーのピューレを、バナナや牛乳、豆乳などと一緒にミキサーにかけてスムージー状にし、グラノーラ(シリアル)やフルーツを盛り付けたもの。ミキサーにかけて盛るだけですので、とっても簡単!
アサイーの取り入れ方
そのまま飲めるジュース状のアサイーや、実をすりつぶしピューレ状に加工、冷凍したものを利用するのが主な取り入れ方。
この冷凍のピューレを使って作るのが、今流行りのアサイーボウルです。
アサイーボウルとは、凍ったままのアサイーのピューレを、バナナや牛乳、豆乳などと一緒にミキサーにかけてスムージー状にし、グラノーラ(シリアル)やフルーツを盛り付けたもの。ミキサーにかけて盛るだけですので、とっても簡単に作れてしまいます。
ただ、暑いブラジルやハワイならまだ良いかもしれませんが、冷たいアサイーボウルを食事替わりにするのは、内臓を冷やしてしまい、胃腸の機能が低下します。もちろん体も冷えますので、温かい飲み物と一緒に摂るようにすると良いでしょう。
今回のまとめ
美容に良さそうで、ヘルシーなイメージのアサイー。
ですが、ダイエット効果は確認されなかったと、アメリカの消費者団体・公益科学センター(CSPI)により指摘されています。
そうは言っても、栄養価の高いフルーツであることに間違いありません。
ビタミン・ミネラルチャージに、暑くなるこれからの時期のデザートとしては良いと思います。