ダイエット中のメインメニューにチョップドサラダがおすすめ!

サラダがサイドメニューではなくメインであり主役。
ダイエットのためというより、美味しいからお腹いっぱい食べる!
都心ではここ1-2年で、このようなサラダ専門店が続々とオープンしています。
ニューヨーク発の「チョップドサラダ(chopped salad)」というスタイルで、自分の好きな具材を選び、すべての具材を小さく切って(=chopped)、スプーンで食べます。
レタス、ケール、ほうれん草など数種の葉野菜や雑穀米などからベースを選び、その他の野菜、豆腐、チーズ、チキン、ハム、豆、ナッツ、クルトンなどから数種のトッピング、そしてドレッシングもチョイスすることができる、カスタムメイドのサラダです。
選んだ食材は、スタッフがカウンター越しに目の前で小さくカットしてくれ、最後に好みのドレッシングを混ぜ合わせて完成です。
小さくカットしたことによってドレッシングが馴染みやすくなるだけでなく、口に入った時に複数の具材どうしが美味しさを引き立て合い、より美味しく野菜を食べることが出来ます。
美味しさやオシャレさもさることながら、その過程をカウンター越しに目の前で見ることができるエンタメ性も、人気の一因となっているようです。
■ヘルシーなはずのサラダだけじゃキレイになれない?
野菜を美味しくオシャレにたっぷり食べられるチョップドサラダは、ビタミン、ミネラル、食物繊維をしっかり摂ることができるので、お肌にもダイエットにも最適です。
反対に、不足するのは糖質(炭水化物)とタンパク質です。
一食をサラダだけにするのであれば、ダイエット面で考えると糖質はまだしも、タンパク質はマスト!
タンパク質が不足すると、初期に起こる現象として、筋肉量が減少することが挙げられます。
筋肉量が減少すると、運動しなくても生命維持のため自動的に体で消費されるカロリー(基礎代謝量)が落ち、やせにくくなってしまいます。
それだけではなく、同じ食事量なら基礎代謝量が落ちた分だけ体内でカロリーが余るようになり、その分は脂肪として蓄積されます。
脂肪の蓄積を防ぐためには、その余剰カロリーは運動などで消費しなければなりません。つまり基礎代謝量が落ちると、やせにくく太りやすい体になってしまうということです。
また、タンパク質不足は肌の潤いやハリを低下させてしまいます。美肌を保つ成分の「コラーゲン」も実はタンパク質の一種。
必要量のタンパク質をしっかり摂ってとっていれば、それが原料となって体内で十分にコラーゲンが作られます。
サラダを主食に食べるのであれば、トッピングにチキン、ハム、卵などのタンパク源をプラスしましょう。
それでも量としてはこれだけでは不足してしまうので、サラダが主食ではない通常の食事の際に、意識的に補うようにしてくださいね。
【おうちで作れる!チョップドサラダレシピ】
お店のオシャレなチョップドサラダも良いですが、タンパク質が不足がちになってしまいますし、価格も少々お高め。自分で作れば一段と美容力の高いサラダにすることができるし、自分好みにアレンジも可能!
基本的なタイプをご紹介しますので、具材はお好みのものに変えるなど、楽しんでみてください。
●ヘルシーチキンチョップドサラダ(2人分)
鶏むね肉 ・・・200g
トマト ・・・半分
サニーレタス・・・4枚
きゅうり ・・・1/2本
アボカド ・・・1/2個
パプリカ ・・・1/4個
アーモンド ・・・5粒
粉チーズ ・・・適量
オリーブオイル・・・適量
レモン汁 又は 白ワインビネガー・・・小さじ1
塩、こしょう ・・・適量
作り方
1.鶏むね肉の皮を取り茹でる。茹でたものを1〜1.5cm角に切り、塩、こしょうを振っておく。
2.野菜も全て1〜1.5cm角に切り、ボウルに入れ、鶏肉を加える。
3.オリーブオイル、レモン汁又は白ワインビネガーを回しかけ、塩こしょうを振り、全体を和える。
4.お皿に盛り、粉チーズと砕いたアーモンドをトッピングして完成。
●さっぱり和風チョップドサラダ(2人分)
水茹で大豆 ・・・50g
木綿豆腐 ・・・1/2丁
サニーレタス ・・・4枚
トマト ・・・1/2個
大根 ・・・4cm
きゅうり ・・・1/2本
アボカド ・・・1/2個
大葉 ・・・5枚
ちりめんじゃこ ・・・大さじ2
ポン酢 ・・・適量
ごま油又はアマニ油・・・適量
作り方
1.豆腐を水切りしておく。
2.豆腐、野菜を全て1〜1.5cm角に切る。大葉は細く切る。
2.ボウルに野菜、その他の具材をすべて入れ、ポン酢、ごま油又はアマニ油を回しかけ和えて完成。
今回のまとめ
サラダがメインなら、ダイエット中でも安心してお腹いっぱい食べられますね!
ドレッシングは市販のものやマヨネーズよりも、オリーブオイルなどヘルシーなオイルを使いましょう。