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本当に大丈夫?知っておくべきお菓子に使われる様々な添加物(後編)

お菓子に使用されることの多い赤キャベツ色素、アナトー色素、コチニール色素などは天然の着色料ですが、色素を抽出する際に化学薬品が用いられることがあります。

前編に引き続き、お菓子によく使用されている添加物についてご紹介します。

◆着色料◆

お菓子に使用されることの多い赤キャベツ色素、アナトー色素、コチニール色素などは天然の着色料ですが、色素を抽出する際に化学薬品が用いられることがあります。「天然」だからといって安易に安心はできませんから、合成着色料であれば尚更です。

【食用タール色素】

「赤色2号」「黄色4号」などと表示される合成着色料で、食品の色を鮮やかにする添加物です。アレルギーや発がん性が疑われており、種類により諸外国では禁止されているものも多数あります。日本においても使用基準が定められ、カステラ、スポンジケーキ、きなこ、味噌などには使用してはならないことになっています。
食べた後に舌に色が付着していたら、タール色素だと考えてよいでしょう。

(使われている食品)
→ 飴、ガム、駄菓子、グミ、チョコレート菓子、かき氷シロップ、清涼飲料水、漬物、魚介ねり製品、加工肉など

【カラメル色素】

食品の着色料の中で、最も使用量が多いそうです。
砂糖、ブドウ糖など糖類を原料にしており、加熱することで褐色になりカラメル化します。
一応天然の着色料とされており、何ら問題はないように思えますが、実はカラメル色素にはカラメルⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと4種類があり、亜硫酸化合物やアンモニウム化合物で処理されています。
商品の原材料表示にはどの種類かは記載されず、ただ「カラメル色素」と一括表記されます。

Ⅰ→ 糖類を加熱して作る、昔ながらの無添加カラメル。
Ⅱ→ 糖類に亜硫酸化合物を加えて作ります。
Ⅲ→ 糖類にアンモニウム化合物を加えて作ります。
Ⅳ→ 糖類に亜硫酸化合物をとアンモニウム化合物を加えて作ります。

この中で最も安全性が高いのはⅠですが、コストが高くなるためほとんど使用されていないようです。Ⅱは日本での使用は禁止されており、現在使用されているのはⅢ、Ⅳが大半です。
Ⅲ、Ⅳのようにアンモニア化合物により生成されたものはわずかに毒性を持ち、国連のFAO(食糧農業機関)、WHO(世界保健機関)により一日許容摂取量が設定されています。カラメル色素が使われているコーラの消費量が多いアメリカでは、発がん性が懸念されており、Ⅰ~Ⅳのクラスの記載を求める声が上がっています。

(使われている食品)
→ スナック菓子、パン、コーラ、プリン、ソース、缶コーヒー、三温糖、一部の醤油、カレーのルー、黒ビール

できる限り加工度の低い食材を購入し、自分で調理をするようにしましょう。

◆香料◆

合成香料で現在許可されているものは、2,500種にも上ると言われています。種類を記載する必要はなく「香料」と一括表示することができるので、何が使われているのかは不明です。
安全なものから危険性が疑われているものまで、安全性にはバラツキがあるようです。

(使われている食品)
→ スナック菓子、チョコレート菓子、クッキー、飴、ガム、ソフトキャンディ、ジュース、ペットボトルのお茶など

■なるべく添加物を摂らないようにするには?

市販のあらゆる食品に使用されている添加物。通常ではありえないほどの量を摂取しない限り人体には無害とされていますが、やはりできるだけ避けたいものですよね。現代の食生活から完全に除去することは非常に難しいですが、少しの心がけで摂取量を減らすことができます。  

①なるべく手作りをする 

コンビニ弁当や出来合いのお惣菜、レトルト食品など、加工食品の味や品質を保つために添加物が使用されます。調理の必要のないこうした食品よりも、素材そのものや、できる限り加工度の低い食材を購入し、自分で調理をするようにしましょう。

おやつも市販のものではなくなるべく手作りのものや、果物、焼き芋、干し芋、干し柿、ドライフルーツ、ナッツなど、加工度が低く余計なものが入っていないものがおすすめです。市販のお菓子よりもビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養が豊富で太りにくいという点でも優れています。

②炭酸飲料、ジュースよりもお茶や水を飲む

炭酸飲料、ジュース類は添加物の脅威だけでなく、体に悪影響を与える「異性化糖」により老化を加速させます。
どうしてもジュースがやめられなければ、果汁100%のストレートタイプがおすすめです。 

③袋入りの菓子パンは避ける

スーパーやコンビニに並ぶ袋入りの菓子パン、総菜パンは、添加物の宝庫です。食べたい場合は、せめてベーカリーのものを購入しましょう。ベーカリーの場合は原材料が不明な場合も多いですが、何日も日持ちのする袋入りの商品よりは良いでしょう。


参考:東京都福祉保健局(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/index.html

今回のまとめ

前編、後編と2回続けて人工的な添加物をご紹介しましたが、天然のものでも必ずしも安全とは限りません。
食材そのものを購入し、できるだけ手作りをすることで添加物の摂取量を減らすことができます。
調味料の原材料表示のチェックもお忘れなく!

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