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人気急上昇のオイル「ギー」のダイエット効果とは?

カテゴリー:雑学/健康・ダイエット / 雑学/美容

人気急上昇のオイル「ギー」のダイエット効果とは?

ギーはインドの伝統的医学であるアーユルヴェーダ、またアフリカやアジアの一部地域でも万能オイルとして古くから珍重されてきました。

一昔前までは、ダイエットをするのならオイルはできる限り減らすほうが良いという考えが主流でした。しかし最近では、質の良いオイルを適量摂取することが、ダイエットだけでなく美容や健康にも有効だということが知られるようになってきています。

オリーブオイル、ココナッツオイル、MCTオイル、グラスフェッドバターなど、体に有用だと言われる様々なオイルが台頭する中、次に注目されているのがインド発祥の優秀オイル、「ギー(ghee)」です。

海外セレブや日本のモデル、タレントの間でも人気を集め、輸入食品を扱うスーパーでも見かけるようになってきたこのオイル、一体どのようなものなのでしょうか?

■ギーとはどんなもの?

ギーは、一言で言うとバターオイルのこと。発酵無塩バターを煮詰め水分やタンパク質、乳糖などを取り除いた、純粋な乳脂肪です。
そのため、牛乳をはじめとする乳製品に含まれる乳糖を消化・分解できないことによって下痢などの症状が起きる乳糖不耐症の人でも、ギーなら口にすることができます。

インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダ、またアフリカやアジアの一部地域でも万能オイルとして古くから珍重されてきました。現在では食品として利用されていますが、昔は儀式や薬用として使われていたようです。
35度前後で液体になり、温度が低いと固まります。

味はほんのり甘くまろやかでコクがあり、バターに近い香りがします。クセもないのでバター同様にパンに塗るほか、炒めものなど油を使った幅広い料理に利用することができます。少し前に話題となった「バターコーヒーダイエット」にこのギーを使用することも可能です。

■ギーのダイエット効果

ギーの成分は99.8%が脂肪ですが、動物性脂肪にもかかわらず体に良い油だと言われています。バターと違い常温で長期保存することができ、「中鎖脂肪酸」と「酪酸」が多く含まれているのが特徴です。

脂肪は大別すると「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2種類があります。
飽和脂肪酸はバターや肉など動物性脂肪に多く含まれており、コレステロール値が上がることから、健康志向の人には敬遠されがちな種類の脂肪。不飽和脂肪酸は植物性脂肪の主成分です。

しかしながら、飽和脂肪酸は「長鎖脂肪酸」「中鎖脂肪酸」「短鎖脂肪酸」の3つに分けられ、それぞれ働きが異なります。

少し前に話題となった「バターコーヒーダイエット」にこのギーを使用することも可能です。

バターやサラダ油など一般的な油脂のほとんどは長鎖脂肪酸の含有量が多いのですが、ギーはMCTオイルやココナッツオイルと同様に、中鎖脂肪酸が主体となっています。
長鎖脂肪酸と比べて、中鎖脂肪酸は消化吸収は約4倍、代謝は約10倍と体内で分解されるスピードが速く、エネルギーとして燃焼される効率が非常に良く中性脂肪になりにくいのです。
それだけでなく、中鎖脂肪酸は善玉コレステロールの働きを助け、悪玉コレステロールを減少させる働きがあるため、ダイエットや生活習慣病のケアにも効果があると考えられています。

また短鎖脂肪酸の「酪酸」も含まれており、腸内の善玉菌の増殖を促し腸内環境を整えるので、全身の健康にも影響を及ぼします。
ギーには不飽和脂肪酸の「共役リノール酸」も含まれています。蓄積した脂肪を分解、燃焼、抑制する働きがあると言われており、ダイエットサプリメントに利用されている成分です。人間の体内ではほとんど作ることができず、乳脂肪に比較的多く含まれています。

ギーには脂溶性ビタミンのビタミンA、D、Eなどが含まれており、特にビタミンAが豊富で、皮膚や粘膜を健康に保ち体の抵抗力を高める働きがあります。ビタミンDはカルシウムの吸収率を高める作用、ビタミンEには抗酸化作用があり体の錆びつき防止の働きなどがあります。

■ギーの作り方

ギーは、実は家庭で簡単に作ることができます。
輸入食品を扱う店やネット通販で購入することができますが、まだスーパーなどで手軽に手に入るものではないので、自作するのもおすすめです。

●材料(約270ml分)
・無塩バター300g

●必要な道具
・鍋(なるべく厚手のもの)
・ざる
・耐熱ボウル
・油こし紙またはキッチンペーパー
・保存容器

●作り方

①無塩バターを鍋に入れ、弱火で溶かします。小さく切ると早く溶けます。
②泡が出始めるとパチパチという音がし始めますが、かき混ぜずにそのまま加熱し続けます。
③泡が細かくなってアクのようなものが浮き始めたら取り除き、焦がさないように一旦火から下ろすなど調節します。
④音が消え、透明の黄金色になり、鍋の底に茶色い沈殿物が見えてきたら火を止めます。量にもよりますが、ここまで約15〜20分ほどが目安です。
⑤ざるに油こし紙又は丈夫なキッチンペーパーを敷き、耐熱ボウルに乗せて濾(こ)します。
⑥保存容器に移して出来上がり。手作りのギーは高温多湿・直射日光を避け常温で2〜3ヶ月保存可能です。

普段の調理油としてつかうことができるほか、ドレッシングやパンに塗るなど、お好みで試してみてください。

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