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ダイエット効果で「もち麦おにぎり」が人気!

カテゴリー:雑学/健康・ダイエット

ダイエット効果で「もち麦おにぎり」が人気!

もち麦は数年前にテレビや雑誌などのメディアでダイエットに有効だと特集されたことで、一気にブレイクしました

おにぎりといえば、白いご飯の中に鮭や昆布などの具材が入っていて、それを海苔で巻いたものが基本の形。

ところがここ数年コンビニで目立つようになってきているのは従来のその形ではなく、海苔なし、混ぜご飯、もち麦など雑穀米のおにぎりです。見た目はカラフルで華やかになり、SNS映えがしそうなおにぎりが台頭してきており、もち麦入りおにぎりや雑穀米おにぎりの売上の伸びが顕著な上に、今後の伸びしろにも期待できるのだとか。
中でももち麦入りおにぎりは、一つでレタス約1個分の食物繊維が摂れるとパッケージに記載されていることから、健康志向が高まる昨今人気の商品となっているようです。

■もち麦のダイエット効果

もち麦は数年前にテレビや雑誌などのメディアでダイエットに有効だと特集されたことで、一気にブレイクしました。このことも、もち麦おにぎり人気の一因となっているようです。

もち麦は大麦の一種で、米にうるち米(普段食べている米)と、もち米があるように、大麦にもうるち麦と粘りのあるもち性の麦があります。もち麦は後者のことです。

名前の通り普通の大麦よりもっちりとした食感と、100gあたり10g以上もの食物繊維を含んでいるのが特徴です。白米の食物繊維は100gあたり0.5gですから、なんと約20倍もの量が含まれていることになります。そのため、血糖値の上昇率は白米の半分程となっています。

最も注目すべきもち麦のダイエット成分は、もち麦の食物繊維の大部分を占めている「β(ベータ)-グルカン」という水溶性食物繊維です。この成分はキノコや酵母にも含まれ、同じ大麦ならうるち麦よりもち麦のほうがより多く含まれています。

β-グルカンは、胃や腸の中で他の食べ物と混ざり合い、脂質や糖質の消化吸収を抑えるはたらきを持っています。食後の血糖値抑制効果のほか、悪玉コレステロールを減らしながらも善玉コレステロールを減らさないという特徴も併せ持ちます。また、腸内環境を整える作用もあります。

■白米はなぜ太りやすい?

現代の食習慣は、血糖値の上がりやすいものを多く摂っている傾向があります。
例えば、白米や白いパン、うどん、ラーメン、白砂糖がたっぷり入ったお菓子やジュースなど、体に消化吸収されやすい糖質の摂り過ぎは、血糖値を急上昇させてしまいます。この作用を「食後高血糖」といい、食後高血糖を誘発しやすい食品は「高GI食品」と呼ばれています。

食後高血糖によって、糖を処理するためのホルモン「インスリン」がすい臓から多量分泌され、体にとって余剰分となる糖を脂肪細胞として蓄積してしまいます。
ですので、白米を食べるならβグルカンの豊富なもち麦を混ぜた麦ご飯にするほうが食後高血糖を抑え、インスリンの分泌量が少なくなる効果があります。
つまり白米よりも、もち麦ご飯にしたほうが太りにくいのです。

もち麦入りおにぎりは、一つでレタス約1個分の食物繊維が摂れるとか

■雑穀米にもダイエット効果が

ここ数年ではもち麦が人気ですが、雑穀もダイエットに効果的です。
白米だけを主食とするようになったのは比較的近年のことで、江戸~大正時代に白米が一般に普及しました。しかしそれと同時に当時の国民病であった「脚気(かっけ)」が流行し、年間1~2万人の死者を出していました。

この病気はビタミンB1不足が原因と考えられ、当時は脚気対策として主食は白米だけでなく、蕎麦や麦飯、小豆などの雑穀を食べることが推奨されていたようです。

このように、雑穀の栄養面は昔から注目されていたようで、玄米も含めた雑穀に共通するのは、ビタミンB群を中心とするビタミン・ミネラル各種や食物繊維が白米の何倍も含まれているということです。代表的な雑穀とその栄養価をご紹介します。

●あわ
縄文時代から食べられていた雑穀で、直径は1~1.5mmで、穀物中で最も小さい粒。赤アワ、黄アワがあり、うるち種ともち種が栽培されています。甘みが強く、クセがほとんどないので、お菓子にも向いています。白米に比べ、食物繊維は7倍、カルシウム、カリウムが3倍、マグネシウムは5倍、鉄分6倍の含有量。

●きび
生育期間が短く、乾燥に強いので荒れ地でも育つほど強い穀物。穂は緑色で、実は淡黄色。粒の大きさはアワより少し大きめ。うるち種ともち種があります。もちキビは、モチモチとした食感で、おはぎや団子向き。大きさは1.5~2mmとアワよりひと回り大きく、ツブツブ感がはっきりしていてコクと甘みがあります。
白米に比べ、食物繊維は約3倍、カルシウム、カリウムが2倍、マグネシウムは4倍、鉄分約3倍の含有量。

●ひえ
穂は淡緑または褐紫色。三角形に近く細い実。うるち種のみ。炊きあがりはふわふわで、冷めるとぽろぽろになり味が落ちます。炊いたら早めに食べるのがポイント。昔はひえから味噌や醤油、酒なども作られていました。白っぽい黄色で、1~1.5mmのいびつな形をしています。
白米に比べ、食物繊維は8倍、マグネシウムは5倍、亜鉛、リンも約3倍もの含有量。

●はと麦
大麦や小麦とは種類が違います。中国では古くから漢方や薬膳などに使われ、楊貴妃も美容食として愛用していたといわれて言われています。美白作用があるので、化粧品にもよく使われています。色は乳白色で粘りはなくシコシコとした歯ごたえで、ほのかに苦味があります。
栄養的には、体内で合成できない必須アミノ酸を含んでいるほか、たんぱく質を多く含んでいます。また利尿作用があり、にきびや肌荒れなどの肌のトラブルを改善する働きもあります

●大麦
うるち種ともち種(もち麦)があります。縦長で大きめ、片側に黒い溝があります。炊くと歯ごたえがあります。食物繊維が豊富で、水溶性と不溶性をバランスよく含んでいます。
白米に比べ、食物繊維19倍、カルシウム3倍、カリウムは2倍。

●押麦
大麦を蒸気で加熱してからローラーで圧扁したもので、平べったい形をしています。白っぽい色で、真ん中に縦長の茶色の線があります。他の雑穀に比べると大きめなので、食べごたえがあります。食べると弾力のある食感で、ご飯に炊き込むと見た目も食感も存在感があります。
食物繊維がとても豊富で、重さの約1割を占めています。含有量は白米の20倍。特に白米には全く含まれない水溶性食物繊維が多く、玄米の7倍以上の含有量。不溶性食物繊維は、白米の約7倍の含有量。

●黒米
5分づきにすると米が紫色になるため「紫米(紫黒米)」ともいわれる。古来中国では宮廷献上米として用いられていました。また、薬膳料理にも使われることから、「薬米」の別名を。香りが強く、自然の甘味があります。黒米の色素であるアントシアニン(ポリフェノールの一種)は、強い抗酸化作用があります。
白米に比べ、食物繊維7倍、カルシウム約4倍、マグネシウム約5倍、カリウム約7倍、ビタミンB1約4倍。

●赤米
古代米とも呼ばれる赤茶色のお米。白米に混ぜて炊くときれいなピンク色に染まります。香ばしく、プチプチとした食感が楽しめます。赤茶色の色素には、ポリフェノールの一種であるカテキンが豊富に含まれ、活性酸素を取り除く働きや、発ガン抑制作用、血中コレステロール低下作用、血圧上昇抑制作用、血糖値の改善作用があるといわれています。
白米に比べ、食物繊維約8倍、カルシウム約3倍、マグネシウム約4倍、カリウム約3倍、ビタミンB1約5倍の含有量。

●アマランサス
インカ帝国時代の重要な主食。たんぱく質にリジンを多く含み、カルシウムや鉄などのミネラルと食物繊維が多く含まれ、アメリカ航空宇宙局が「21世紀の栄養食品」として注目しています。プチプチとした食感が特徴。
白米に比べ、食物繊維15倍、カルシウム32倍、マグネシウム12倍、鉄分12倍、カリウム7倍もの含有量。

●キヌア(キノア)
白ゴマの色に近いベージュ系の色をした、直径2mm程度の平べったい丸い形をしています。
炊いたときの食感は、弾力があってプチプチしています。雑穀の中ではタンパク質が多く、必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。
食物繊維は白米の約6倍含んでいるほか、鉄分は、白米の約9倍、カルシウムは白米の7倍含んでいます。

Category : 雑学/健康・ダイエット

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