雑学/健康・ダイエットTRIBIA/HEALTH-DIET

寒さに震えるとやせ体質に!?ウィンタースポーツのダイエット効率がすごい

ウィンタースポーツで冬ダイエットは理想的なダイエット法
ウィンタースポーツで冬ダイエットは理想的なダイエット法

冬は寒さのため屋外での活動量が少なくなり、しかも厚着をするので自分の体型の変化に気が付きにくい季節。そのため冬は太りやすいと思われがちですが、実際にはやせやすい季節だと言われています。その理由は、人間の体の仕組みにあります。
人の体は、気温が低いと平熱をキープするために体内で熱が作り出される、つまり体温維持にカロリーが消費され、代謝が上がることでやせやすい体になるそうです。

そこで、寒い環境でさらにカロリー消費を促すことのできる、ウィンタースポーツで冬ダイエットをしてみてはいかがでしょう。スキー、スノーボード、スケートなどウィンタースポーツは、楽しく滑るだけでランニングと同程度かそれ以上のカロリーを消費することができるのです。

【contents】

寒さに震えることが褐色脂肪細胞を増やす

人間の体は、寒さを感じると体温を保つために体を温めるようとします

寒さを感じることは、ダイエットに効果的であることが研究により明らかになっています。
人間の体は、寒さを感じると体温を保つために体を温めるようとします。寒い時に体がガタガタ震えるのもこのためで、筋肉を動かして熱を発生させようとしているのです。

これにより基礎代謝が上がり、消費するエネルギー量がアップします。つまり寒い場所に身を置くだけでも、ダイエット効率を高めることができます。
また、寒さを感じることによって、体脂肪燃焼に関わるホルモン「イリシン」、「FGF21」が分泌されることが研究により分かっており、体脂肪を燃焼させる「褐色脂肪細胞」を作りだします。

10~15分ほど寒さに震えることで、中程度のエクササイズ1時間分に相当する量のイリシンが分泌されるそうです。(オーストラリア・シドニー大学の研究チームによる)

冬はやはり太りやすい?

寒い環境と有酸素運動の条件を満たすのがウィンタースポーツです

こうしたデータがある一方で、冬は生活環境が要因で脂肪を溜めこみやすい傾向にあるのも事実です。
冬は屋外での活動が少なくなり運動量が減ったり、クリスマスや年末年始などの飲食イベントが続いたり、肌の露出が少ないので太ったことに気がつきにくいなど、様々な要因が重なっています。こうして、冬の間にたっぷり脂肪をため込むことになってしまいます。

ですが、褐色脂肪細胞を増やすことができる寒い環境で体を動かすことは、ダイエットをする上で効率が良いのです。

寒い環境 × 有酸素運動の条件を満たすのが、スキーなどのウィンタースポーツです。機会はそう頻繁にはないと思いますが、楽しく滑るだけでダイエット効果が得られますので、かなりオススメです。

スキー、スノーボード、スケートなど、代表的なウィンタースポーツを行った翌日には、驚くほど全身が筋肉痛に襲われませんか?滑っている間はあまり意識をしていないかもしれませんが、下半身を中心に全身の筋肉が活発に使われているためです。これらのスポーツはレジャーであると同時に、実はなかなかハードな運動でもあるのです。それぞれの消費カロリーはどの程度なのかを見てみましょう。

ウィンタースポーツの消費カロリー

スキーやスケートがランニングと同程度の強度だったとは意外だと感じませんか

運動の強度を示す、METs(メッツ)という単位があります。

Metabolic equivalentsの略で、運動を行った際に安静時の何倍のエネルギー(カロリー消費)をしているかを表すもので、安静時を1METsとしています。
ウィンタースポーツのMETsと1時間当たりの消費カロリー(体重60kgで計算)は以下の通りです。

スノーボード 5.3METs/334kcal
スキー    7.0METs/445kcal
スケート   7.0METs/445kcal

【参考】
散歩   :2.5METs
ランニング:7.0METs
テニス  :7.3METs
水泳   :8.3METs

スキーやスケートがランニングと同程度の強度だったとは意外だと感じませんか?同じMETsであるランニングを1時間するとなるとかなりハードですが、ウィンタースポーツなら1時間では足りないぐらいですよね。

スノーボードはこの2つに比べやや強度が落ちるとはいえ、速歩(かなりスピードの速いウォーキング)と同程度のMETsです。
しかも有酸素運動である点もランニングや速歩と共通ですので、体脂肪燃焼効果もあります。

そして下半身の筋肉をかなり使うため、脚の引き締めやヒップアップなど下半身を中心としたボディメイクにも有効です。

関連記事 (独)国立健康・栄養研究所 https://www.nibiohn.go.jp/eiken/programs/2011mets.pdf
Garvan institute of medical research
https://www.garvan.org.au/news-events/news/evidence-that-shivering-and-exercise-may-convert-white-fat-to-brown

今回のまとめ

「冬は脂肪を溜めこみやすい季節だから…」と諦めるのか、「寒いからこそダイエット効率が良い!!」と屋外でアクティブに過ごすかで、大きな差が生まれますよね。
薄着になる季節が来る前に体脂肪を何とかするためには、冬をどう過ごすかが決め手となります。

Category : 雑学/健康・ダイエット

注目のキーワード

この記事を読んだひとはこんな記事も読んでいます